Building Green

Green Constructionの最初のグループ・プロジェクト、Sector Analysis。様々な建物の種類ごとに、環境技術を導入するに当たってどういうOpportunities & Obstaclesが存在するか分析しなさい、というもの。私のグループはMulti-Family Residential(集合住宅⇔Single-Family Residentialは一戸建て住宅)に当たったのだが、正直お題が大きすぎ&背景知識なさすぎで何を書いたらいいのやらなかなか見えてこない。自分の分担分(経済的側面)は一枚ぽっちなのに丸一日かかってしまった。編集係さん、後はお好きなようにしてください!

リサーチ中に覗いたホームページのいくつか。

US EPA - Green Building
そもそもGreen Buildingって何?メリットは?というところから始まって、建築物のタイプごとに細かく情報が整理されている。あちこちでEnergy Star Programへリンク。若干メンテナンスが滞っているようだが、Funding Opportunitiesのページには利用可能な税制措置や補助金が一覧になって載っている。Fundingの情報はEPAの他の分野のページでもよく見かけるけど、便利でいいと思う。

US Green Building Council
米国内のメジャーな環境性能評価基準であるLEEDを運用している団体。この分野の研究報告書がたくさん載っている。ちなみに、Urban PlanningとかArchtecture専攻の学生の中にはLEED AP(認定プロフェッショナル)の肩書きを持っている人が時々いて、受験勉強のための自主勉強会のお誘いなんかも結構よく見かける。

NRDC Green Building
米国のメジャーな環境保護団体。多数の環境訴訟の原告として有名だが、反対ばかりしている訳でもなくて、自分たちのアイデアを携えて政治家に働きかけたり大規模な研究活動を展開したり、とにかく存在感がある。1970年創立なので、環境行政とほぼ平行してその歴史を刻んできたことになる。環境行政同様、自然保護から次第に気候変動防止にも取組むようになり、最近はGreen Building促進にも熱心みたい。

Building Design + Construction
ウェブベースのビジネス・マガジン。ここから出版されたGreen Buildings and the Bottom Lineというレポートが今回の課題の導入としてとても役に立った。年金基金など機関投資家のお金を一部Green Buildingに振り向けよう!という提言ものっていておもしろい。ちなみにそっくりさんウェブマガジンでEnvironmental Design + Constructionというのもある。

National Association of Home Builders
住宅建設屋さんの団体。何事につけ、個別分野の環境対策を具体化しようと思ったら業界の構造を知らないとなと思うこの頃。

| | コメント (0)

ちょっとした衝撃

本日はデトロイトでCapstoneの中間報告的プレゼンテーション(私はただの資料配布係)。12月に同様のプレゼンをした時と比べると我々のアイデアが多少は具体化されてきたこともあり、いくつか実のあるコメントがもらえたような気がする。成果物である最終レポートもここ数日で少ーし方向性が見えてきたので、ようやく物事が動き出してきたようで嬉しい。

ディスカッションの中で、参加者の一人から、「歴史的に考えてハードル高いとは思うが、eminent domainも検討の対象にしてはどうか」という発言があって少々びっくり。一瞬場の空気が固まった。eminent domainというのは土地の強制収用のことで、我々のプロジェクトに即して言えば、人がまばらにしか住んでいない地域を無人化するためにeminent domainを使うことも考慮に入れてはどうか、という意味。昨年習った時は私有財産絶対に見えるアメリカでもそういう概念が確立されているのかと驚いたものだけど、合衆国憲法にも規定がある行政府固有の権力である(修正第5条"private property [shall not] be taken for public use, without just compensation"→逆に言えば、正当な補償があれば公用収用できる)。日本国憲法第29条第3項(私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用いることができる。)ってこの条文をなぞったのだろうか?

ともあれ、デトロイトでは過去にeminent domainを巡って暴動が起きたりもしているので、この言葉には並以上に負のイメージが付きまとっていて、私のグループでは今のところ誰もまともな選択肢としては考えていない。そもそもダム作ったりするならともかく、土地を単に無人化するのがpublic useに該当しうるのだろうか・・・。いや、景観保全のためにeminent domainを行使する例もあるから、財政健全化が目的でもOK?しかし、それって土地の価値をいかなる意味でも利用してないよな・・・。法学者にはおもしろい問題かもしれないが、学生のプロジェクトで本格的に検討するのは荷が重い。いや、こんなcontroversialな方針を当事者が持ち出すのはリスキーだから、学生に提案させようということかしら??いずれにせよ、そっちの方向には進まないと思うけど・・・。

| | コメント (0)

最後の科目登録

〆切は先月だったけど・・・

結局当初登録した科目をそのまま全部受講することにした。私のキャパシティでしっかり予習復習をこなすには9単位ぐらいが妥当なので16単位は明らかにオーバーロードなのだが、ちょっと生意気言えば100%吸収したい科目もないので、自分が身につけたい部分をうまくつまみ食いしながらなんとか乗り切っていきたいなというところ。当然読みきれずにすっとばしているリーディングなども多々あって先生その他には申し訳ない気はするが、研究者を目指す予定も米国で仕事を探す予定もなく、おまけにその国の社会事情に大いに影響される社会科学を勉強しているので、授業の構成と自分のニーズが多少(結構?)食い違うことは仕方ない。科目ごとに自分にとって必要だと思う部分をしっかり勉強することにしたい。

メモ:今週の勉強
 ・交通理論(Trip Generation and Distribution)
 ・Green Buildingの認証スキーム(LEED, BREEAM, CASBEE, Energy Star Home etc.)
 ・不動産税以外の自治体の歳入の仕組み(所得税とかサービス料とか)
 ・2000年のカリフォルニア電力危機の分析、回帰分析の復習
 ・Capstone - 書いては直すの繰り返し、明日はまたデトロイトまで行ってプレゼン

| | コメント (2)

卒業できるだろうか

そこはかとなく心配になってきた。。

卒業制作のCapstoneは、一学期に6単位まとめて履修するか二学期で3単位ずつ履修するか、プロジェクトに応じて選択することができる。私は二学期3単位ずつのプロジェクトに携わっているのだけど、今日秋学期に6単位まとめて履修していたクラスメートに話を聞いたら、実はまだ最終レポートが仕上がっていないのだとか。なんでも、ほとんど書き上がっているのだけど、一つの章について指導教授がなかなか納得せず宙ぶらりんになっているらしい。指導教授は私のプロジェクトと同じ人だが、「これじゃダメ、あれじゃダメというけれど、ではどうしたらいいのかというと、抽象的なコメントばかりで具体的な指示をくれない」とのこと。最終レポートが仕上がらないと単位(必修)が取得できないので、同じ憂き目に遭いはしないかと不安が沸いてくる。

ただ、その教授が単に文句をつけている訳ではないこともわかる。実は彼女、抽象的な方向性だけ示して、学生が自分達で具体的な道筋を見つけ出すのを待っているのだ。学生自ら論点整理に成功した時に初めて「よく考え付きましたね!大きな進歩です!」というお褒めの言葉や、「あなた方の考えているようなことはこのプロジェクトでもやっているから、参考にしてみなさい。」というより具体的な助言が現れる。学生の行ったり来たりの議論に断片的フィードバックがあるだけのミーティングの連続にずっとイライラしていたのだが、最近ようやく、彼女は我々の議論がある一定の方向に収斂するのを辛抱強く待っているらしいと気がついた。今時珍しい指導方法だと思う。

・・・なんて呑気に分析している場合ではなくて、先週末もちょうどそんな調子で新しい報告書(過去のCapstoneの例)を示されたので読んでみたのだが、これがまた我々グループの第一ドラフトより見た目も内容もはるかに立派。まさか、彼女は最初からこのレベルのものを念頭に置いてたのか?うわー、これは思ったより道は険しそうだなと少々めまいがした。

まあ、一応卒業制作なのであまり簡単では意味がないし、貴重な6単位をここに費やすのだから、何か学んだという実感は得たい。そういう意味では、普段のコースワークのようなやっつけ仕事では許してもらえそうにないと気付いたことはよかったと思う。今の私には場の空気を支配する能力が極端に欠けているので、発言しても言ったことの半分ぐらいしかグループメイトに理解された気がしないのだけど、もっともっと積極的に口を出して自分にできる部分は強引に引っ張るぐらいの勢いでいかないとな・・・。

昨年のCapstoneの一つは未だに完成しておらず、卒業が今年度に持ち越しになっている学生がいる(教授が難癖つけるからではなくて、確かクライアントの都合だけど)。ああ、神様仏様、なんとかして私は卒業させてください・・・

↓これもデトロイト

Pd1040182

| | コメント (0)

異常気象?

23:55、現在アナーバー7℃。どうしたんだ??東京と変わらんぞ?

6科目のコースワークと先の見えない論文と母上の高血圧の悪化にため息をついているルームメイトにかける言葉が見つからず・・・。That's too bad. とか That's terrible. って、日本語の「大変だね・・・」となんとなく語感が違う気がするけど、それでいいのかなぁ。。

| | コメント (0)

«ダンス ― リンカーンの生涯に寄せて