Expanded Horizon その3
ピッツバーグ、もう少しだけ続きます。
3日目午前中は山で芝刈り…ではなくて、遊歩道のゴミ拾いや枝打ちといったコミュニティサービスに参加。Student Conservation Associationという環境保全活動の機会を学生に提供しているNPO(全米にいくつかオフィスがあるらしい)があって、ピッツバーグ近辺ではカーネギー・メロン大学(Carnegie Mellon University, CMU)の学生が中心に活動しているとのことです。近辺の山ではジャパニーズ・ノックなんたらという外来種がはびこって問題になっているそうで、「そのジャパニーズをひっこ抜いて」と言われてはちょっと複雑。午後は少し時間があったのでピッツバーグ大学(University of Pittsburgh)やCMUのあるオークランド地区へ。ピッツバーグ大学には荘重なゴシックの建築物が多く、キャンパスを歩いているだけで幸せ気分でした。
最後の夜は野球観戦。地元Piratesの相手はAstros(Houston, TX)で、思いがけない松井稼頭央選手の登場に私は一人興奮。実はプロ野球ってあまり好きではない(無駄に長い気がする)のですが、とりあえず何事も経験と思ってやってきた今回の試合。驚いたのは、試合開始・終了時になんの挨拶もないことと、試合終了後にロックバンドの演奏が延々一時間半も続いたことです。バンド目当ての観客の方が多かったようで、試合開始時に5割ほどしかうまっていなかった客席が終了後はぎっしり。もう少し音が控えめだったらよかったのになー。
ところで、今回の旅行の一番の収穫は、ひょっとしたらクラスメイトと仲良くなれたことかもしれません。元々話しやすかった中国人とはもちろん、何人かのネイティブの学生とも大分打ち解けて話ができました。ただ、ネイティブの学生で話が出来る相手は、日本に多少なりとも縁がある人(日本で英会話講師をしていたとか、兄弟が日本人と結婚したとか、村上春樹が好きとか)か、しばらく海外で暮らしたことがあるという人がほとんど。全く話が続かない人も結構いて、おそらく彼らの頭の中では日本人=異星人なんだろうな…と感じました。おかしかったのが同室だった中国人Xちゃんの発言。中国人留学生の中では一番英語に苦労している彼女が「これでも私、ついこの間(大学時代)までは独立した人間だった。それなのに今はどう?何をするにもY(彼女の同居人、同じく中国人)についていくだけ!」と自嘲気味に言うのを聞いて、ああ、彼女も自分が自分らしく振舞えないことに対する苛立ちと闘っているんだな、となんだかとても共感を覚えました。頑張ろうね、お互い。
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